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Zenly(ゼンリー)終了の原因と移行先アプリをご紹介

フランス発の位置情報共有アプリとして人気を博したZenly(ゼンリー)をご存知ですか。ゼンリーは、2023年2月3日をもってサービスを終了しました。本記事では、ゼンリーが終了となった理由や、代替となるアプリについてご紹介します。

ゼンリーが終了

Part 1. Zenly(ゼンリー)がサービスを終了した理由

ゼンリーは、2015年にフランスのZenly社が開発・サービス提供を始めたアプリです。

自分と友人の現在地、友人が現在地にどれくらい滞在しているか(滞在時間)、移動速度、スマートフォンなど端末の電池残量が地図上に共有される、位置情報共有アプリです。

2017年にはアメリカのSnap社が買収。Google Playストアでは1億ダウンロードを超えていたといい、人気のアプリでしたがサービス終了となったことを不思議に思うユーザーも多くいました。

サービス終了は2022年9月、Snap社のブログでCEOが従業員に宛てたメモのかたちで発表されました。このメモによると、収益が当初の予想を下回ったため、事業の再編を行うこととなり、ゼンリーなど複数のアプリへの投資を中止することになったと説明されています。

端的に言えば「儲からなかったのでサービス終了」ということですね。

Part 2. Zenly(ゼンリー)の代わりにおすすめの位置情報共有アプリ

ゼンリーがサービス終了となったあと、代替となるアプリを探せないままの方もいるのではないでしょうか。そこで、ゼンリーの代わりに使えるアプリをご紹介します。

1 Google Maps

Google Maps

実は、Googleマップには「現在地の共有」という機能があります。この機能を使えば、家族や友人など親しい人とリアルタイムで位置情報を共有できます。Googleアカウントの設定>現在地の共有を管理 から設定します。

2 Life360

Life360

家族間の位置情報共有アプリとして、学校で紹介されることもあるアプリです。「サークル」に最低ひとつは所属する必要があるので、家族間で使用する場合は、だれかひとりが最初にアカウントと新しいサークルを作成し、他の人はアカウント作成の際にそのサークルのコードを入力し、既存のサークルに所属するかたちで設定するとスムーズです。

3 Glympse

Glympse

自分の現在の位置情報を、指定した期間だけ、指定した人に共有できるアプリです。常時リアルタイムの位置情報を知られるのはいやだけど、海外旅行や登山の時には現在の位置を知らせておきたい——。そんなニーズにマッチします。

Part 3. 位置情報がバレたくない時の安全な方法

ゼンリーがサービスを終了してからも、さまざまな位置情報共有アプリが登場しています。

ですが、親や恋人がなかば強制的に位置情報共有アプリをデバイスにインストールしており、現在地を常に把握されているのがいやだ、窮屈だと感じている人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめのツールがあります。それは、位置情報変更ツールです。位置情報変更ツールを使えば、デバイスの位置情報を自分の指定した任意の場所に自由自在に変更することができます。

ここからはそんな位置情報変更ツールのひとつであるMocPOGOのDLの仕方、主要機能をご紹介します。

モックポゴー ロゴ
MocPOGO
iOS/AndroidのGPS位置情報をワンクリックで変更できる
利用可能:

168,282 人がダウンロードしました。

  • 脱獄せずにiOSデバイス上のGPS位置を変更。
  • カスタムスピードでGPSの動きをシミュレート。
  • すべての位置情報ゲーム/アプリの場所を変更。
  • PCでARゲームをプレイするためのGPSジョイスティックをサポート。
  • 最多15台までのマルチデバイス·コントロール。
  • 最新のiOS 18/Android 15に対応。

パソコンにMocPOGOをDLする

PCで公式製品ページを検索します。MocPOGOをPCにダウンロードしましょう。

以下の画像を参考に、青い「始める」ボタンをクリックします。

MocPOGOの起動ぺージ

このとき、スマートフォンとPCを接続します。USBケーブルなどの物理的な接続あるいはWi-Fiをつかって、スマートフォンとPCをつなぎます。

デバイス接続

iPhoneでデベロッパモードを有効にする方法

iPhoneの場合、デベロッパモードを有効にする必要があります。以下の流れで有効にします。

iPhoneでデベロッパモードを有効にする

「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「デベロッパモード」と遷移したのち、「デベロッパモード」を開いてオンにします。オンにした後、iPhoneを再起動するとデベロッパモードをオンにできます。

PCがMacの場合、接続に成功したのちにパスワードの入力を求められます。

AndroidでUSBデバッグを有効にする方法

Androidの場合、USBデバッグを有効にする必要があります。以下の流れで有効にします。

AndroidでUSBデバッグを有効にする

通知バーをスクロールします。USB接続モードで「ファイルの転送」をタップします。「設定」>「ビルド番号」検索>「ビルド番号」をタップしてください。

次に、開発者オプションでUSBデバッグを有効にしてください。USBデバッグの許可を求められるので、「許可」ボタンをタップします。

位置情報共有アプリの位置情報を変更したい場合は、以下の画面から右下の「ソーシャルモード」を選択してください。

「ソーシャルモード」を選択

テレポートモード

GPSの位置情報を、一瞬で好きな場所に変更できるとても便利な機能です。日本国内はもちろん、世界中の希望する場所に位置情報を変更できます。

PCでMocPOGOを開いて、「テレポートモード」をクリックします。

「テレポートモード」を選定

左上の検索ボックスに位置情報変更先の名称や座標を入力し、「探す」ボタンをクリックします。

場所名を入力

入力した箇所が赤いピンで表示されたら、「行く」ボタンを押します。

場所が変更

位置情報の変更は完了です。スマートフォンを開き、位置情報共有アプリでも位置情報が切り替わっているか確認してください。

まとめ

ゼンリーはSnap社の経営不振によりサービス終了となりました。日本などの地域では人気がありましたが、収益性が上がる見通しが立たなかったのは非常に残念です。ゼンリーの後継として使用可能なアプリも紹介したので、目的に合わせて使ってみてください。また、位置情報共有アプリを使っているものの、共有したくない時もある。そんな場合は、ぜひMocPOGOの利用をお試しください。

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松本はコンピューターを専攻している技術専門家で、豊富な経験を持っています。スマートフォンやタブレットなどの問題については、簡単な解決策を見つけることができます。