iPhoneの位置情報を共有する方法|共有できない時の対処法も解説!
外出先で家族や友人と待ち合わせをするときや、子どもの見守りをしたいときに便利なのが「位置情報の共有」機能です。iPhoneには標準で位置情報を共有できる機能が備わっており、アプリを使えばリアルタイムで相手の居場所を確認することも可能です。
本記事では、iPhoneで位置情報を共有する方法をわかりやすく解説します。
「ファミリー共有」や「探す」アプリを使った基本の設定方法から、おすすめの位置情報共有アプリ、共有できないときの対処法・注意点まで詳しく紹介します。
Part 1. iPhoneで位置情報を共有する方法
iPhoneには、家族や友人と自分の居場所を簡単に共有できる便利な機能がいくつも搭載されています。
特別なアプリをインストールしなくても、「ファミリー共有」や「探す」アプリなど、標準機能だけでリアルタイムの位置共有が可能です。
ここでは、iPhoneユーザーがすぐに使える代表的な位置情報共有の方法をわかりやすく紹介します。
旅行中の待ち合わせやお子さまの見守りなど、さまざまなシーンで役立つので、ぜひ活用してみてください。
方法①|ファミリー共有を利用
家族でiPhoneを使っている場合、最も簡単で安全に位置情報を共有できるのが「ファミリー共有」機能です。
ファミリー共有を設定すると、家族のiPhone同士でお互いの現在地を確認できるようになり、外出時の見守りや待ち合わせにも便利です。
特に子どもの居場所を確認したいときなどにおすすめの方法です。
▼ ファミリー共有の設定手順
手順 1 ホーム画面から「設定」をタップします。
手順 2 画面上部の自分の名前をタップし、「ファミリー」を選びます。
手順 3 ファミリー共有の一覧から「位置情報の共有」をタップします。
手順 4「自動的に位置情報を共有」をオンにします。これで、家族メンバーがあなたの位置を「探す」アプリで確認できるようになります。
手順 5 まだ家族を設定していない場合は、「ファミリーメンバーを追加」から招待を送りましょう。
- ファミリー共有を使うと、家族全員のiPhoneのバッテリー残量も確認できる場合があります
- 共有を停止したい場合は、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」から簡単にオフにできます
方法②|iPhoneの「探す」アプリで共有
「探す」アプリを使えば、家族以外の友人や知人とも簡単に位置情報を共有できます。
相手がiPhoneユーザーであれば、リアルタイムでお互いの位置を確認でき、共有期間も自由に設定できます。
待ち合わせや旅行の際など、一時的に場所を伝えたいときにも便利な方法です。
▼「探す」アプリで位置情報を共有する手順
手順 1 ホーム画面から「探す」アプリを起動します。
手順 2「人を探す」をタップして、「自分の位置情報を共有」をタップします。
手順 3 共有したい相手を選び、連絡先から名前や電話番号を入力します。
手順 4「1時間」「明け方まで」「無期限」など、共有する時間を選べます。
手順 5 相手が通知を承認すると、リアルタイムで位置情報の共有が開始されます。
- 「探す」アプリはファミリー共有を使わない人同士でも位置情報を共有できるのが特徴です
- 共有を終了したい場合は、「探す」アプリで相手の名前を選び、「共有を停止」をタップするだけでOKです
- 共有した相手がAppleデバイスを使っていれば、Apple WatchやMacからでも確認できます
Part 2. iPhoneの位置情報を共有できるおすすめのアプリ
iPhoneには標準機能だけでなく、位置情報を共有できる便利なアプリがいくつも存在します。
アプリを活用すれば、家族や友人との待ち合わせはもちろん、旅行中のグループ行動や安全の見守りにも役立ちます。
ここでは、「探す」や「メッセージ」などのApple純正アプリに加えて、
Androidユーザーとも共有できる「Googleマップ」や、見守り機能が充実した「Life360」など、おすすめの位置情報共有アプリを紹介します。
アプリ①|メッセージ
iPhoneに標準搭載されている「メッセージ(iMessage)」アプリでも、位置情報の共有が簡単に行えます。相手がiPhoneユーザーであれば、チャット画面からワンタップで自分の現在地を送信したり、一定時間リアルタイムで共有したりできます。
追加アプリのインストールが不要な点が大きな魅力です。また、メッセージアプリは普段のやり取りの中で自然に共有できるため、一時的な待ち合わせや緊急時の位置連絡にも便利です。
- iPhone標準アプリなので設定や追加ダウンロードが不要
- チャット中にスムーズに共有できる
- Apple IDで紐づいているため、高いセキュリティ性がある
- 共有できるのはiPhone(iMessage対応)ユーザー同士のみ
- 詳細な履歴や通知機能は少なく、長期的な見守りには不向き
- Androidユーザーには位置情報リンクとしてしか送れない
アプリ②|探す
iPhoneユーザーにとって最も定番の位置情報共有アプリといえば、やはり「探す(Find My)」です。Appleが提供する公式アプリで、家族や友人の居場所をリアルタイムで確認できるほか、デバイスの紛失時にも役立ちます。位置情報の精度が非常に高く、共有範囲や期間を細かく設定できる点が特徴です。
また、共有相手の現在地だけでなく、過去の移動履歴や到着通知なども確認できるため、日常的な見守りや防犯目的にも活用されています。
- Apple公式アプリのため信頼性・安全性が高い
- 位置情報の精度が高く、リアルタイム更新もスムーズ
- デバイスの紛失時にも「iPhoneを探す」機能として利用可能
- 複数の家族・友人と同時に共有できる
- Apple IDとの連携が必要で、設定がやや複雑
- Androidユーザーとは共有不可(Apple製品限定)
- 常時共有にすると、プライバシー面の懸念がある
アプリ③|Googleマップ
「Googleマップ」は、iPhoneでも利用できる定番の地図アプリで、iPhone・Androidのどちらのユーザーとも位置情報を共有できるのが大きな特徴です。Googleアカウントさえあれば、メールアドレスやリンクを通じて簡単に位置を知らせることができます。
リアルタイムでお互いの現在地を地図上に表示できるほか、共有時間を指定したり、経路案内を同時に利用したりすることも可能。旅行やイベント、友人との集合など、シーンを選ばず使える万能アプリです。
- 異なるOS間でも共有可能(iPhone⇔Android対応)
- リンク1つで共有できる手軽さ
- 地図の精度が高く、経路や周辺情報も確認できる
- 共有時間を自由に調整でき、一時的な利用にも最適
- 位置情報の共有にはGoogleアカウントが必要
- Appleの「探す」と比べると、更新速度がやや遅い場合がある
- 常時共有をオンにするとバッテリー消費が増える
アプリ④|Life360
家族の安全を守る目的で位置情報を共有したい方におすすめなのが「Life360」です。このアプリは、単に現在地を表示するだけでなく、家族の移動履歴・到着通知・運転状況まで確認できる高機能な見守りアプリです。
「サークル」と呼ばれるグループを作成すれば、家族や友人同士で常にお互いの位置を共有可能。iPhone・Androidのどちらにも対応しており、子どもの通学見守りや高齢者の外出管理などに幅広く活用されています。
- 見守りに特化した高機能アプリ
- 位置精度が高く、更新もリアルタイム
- 複数人の位置を同時に確認できる
- 家族の安心・安全管理に最適
- 無料版では一部機能に制限がある
- 位置情報を常にオンにする必要があり、バッテリー消費がやや多め
- 共有しすぎるとプライバシー管理が難しくなる場合がある
Part 3. iPhoneの位置情報共有ができないときの対処法
「相手の位置が表示されない」「共有が更新されない」など、iPhoneで位置情報を共有しようとしてもうまくいかないことがあります。実は、これらのトラブルの多くは設定ミスや通信環境の問題が原因です。
正しい設定を確認すれば、ほとんどのケースで簡単に解決できます。ここでは、iPhoneの位置情報共有ができないときに確認すべき主な原因と対処法をわかりやすく紹介します。
対処法①|位置情報サービスがオフになっていないか確認する
まずは、iPhoneの位置情報サービスが有効になっているか確認しましょう。
▼ 確認手順
手順 1「設定」アプリを開く
手順 2「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」をタップ
手順 3「位置情報サービス」がオンになっているか確認
ここがオフになっていると、すべてのアプリで位置情報が利用できません。
対処法②|「探す」アプリの共有設定を確認する
「探す」アプリ側の設定がオフになっている場合、相手に正しく位置が表示されません。
▼ 確認手順
手順 1「設定」→自分の名前→「探す」を開く
手順 2「自分の位置情報を共有」をオンにする
対処法③|iCloudに正しくサインインしているか確認する
「探す」アプリやファミリー共有では、iCloudアカウントが必須です。異なるApple IDを使っている場合、共有が正しく行われません。
- 自分と相手が同じiCloudアカウントまたはファミリーグループに属しているか
- iCloudからサインアウトしていないか
対処法④|通信環境をチェックする
位置情報の共有にはインターネット接続が必要です。
Wi-Fiやモバイルデータ通信が不安定な場合、共有が途切れることがあります。
- 機内モードをオフにする
- 電波が強い場所に移動する
- 必要に応じてiPhoneを再起動する
対処法⑤|相手側の設定も確認する
自分側だけでなく、相手の「探す」設定や位置情報サービスがオフになっている場合もあります。
共有が一方通行になっていないか、お互いに確認しましょう。
Part 4. プライバシーを守りつつiPhoneの位置情報を共有する裏ワザ
家族や友人と位置情報を共有したい一方で、「常に現在地を知られるのはちょっと不安…」という方も多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、位置情報を一時的に変更・隠すことができるツールMocPOGOです。
MocPOGOを使えば、iPhoneの位置をワンタップで自由に変更でき、実際の居場所を知られずに自然に共有することが可能です。地図上で好きな場所を選ぶだけで、LINEや「探す」アプリなどに表示される位置を簡単にカスタマイズできます。プライバシーを守りながら位置情報を共有したい方、または外出先を知られたくないときにおすすめの方法です。
- ワンクリックで脱獄せずにiPhoneのGPS位置を変更
- GPXルートファイルのインポートに対応し、事前に設定したルートを簡単に再利用可能
- 歩行や車両など、異なる速度で位置情報を自然に偽装
- テレポート、2スポット移動、マルチスポット、ジョイスティック移動のモードで、より自然な位置偽装が可能
- iOS 26に対応し、最適なiPhone位置偽装体験を提供
- ポケモンGO、モンハンなう、WhatsAppなど、すべての位置情報ベースのアプリでスムーズに動作
▼ MocPOGOでiPhoneの位置情報を変更する方法
手順 1 お使いのデバイスに合わせて、下記のボタンからMocPOGOをダウンロードし、インストールします。
手順 2 アプリを起動すると、MocPOGOの地図画面に現在地が表示されます。
ヒント:
PC版を利用する場合は、USBケーブルでPCに接続し、デバイスを選択してください。
手順 3 地図を使って位置情報を変更したい場所を選択します。
【PC版】:移動モードを選び、検索バーで目的地を入力するか、地図上でクリックして場所を指定します。
【スマホ版】:地図上をタップするか、検索バーで目的地を検索します。
手順 4 選択した場所を確認したら、以下の操作を行います。
【PC版】:「移動」ボタンをクリックすると、iPhoneの位置情報がリアルタイムで変更されます。
【スマホ版】:移動モードを選択し、位置情報の変更を確認します。
これで、iPhoneの位置情報が指定した場所に変更されます。
まとめ
今回は、iPhoneで位置情報を共有する方法から、おすすめの位置情報共有アプリ、共有できないときの対処法まで詳しく紹介しました。便利な位置情報共有アプリの選択肢はたくさんありますが、「どうしても位置情報を共有したくない」「特定の相手にだけ位置を隠したい」という場合には「MocPOGO」をような位置情報変更ツールを活用するのもおすすめです。